.32 ACP (7.65 Browning)の謎

 弾頭の直径は「.309 in (7.8 mm)インチ」と「.3125(7.937mm)インチ」の2種類存在する。その差0.137mm。
 銃身の谷径を0.32インチ(8.128mm)とすると7.937mmの弾頭ではクリアランスが0.191mmできる。銃身の谷径が7.65mmを想定した弾丸なので7.937mmの弾丸なら0.143mmの深さのラフリングマークが刻まれる。
Norma FMJ(フルメタルジャケット) no 67610 の弾頭(重量、5グラム)
薬莢をFederal
信管をCCI 500
火薬をBa 10(使用量0.10グラム)
の組み合わせの実包を銃身長90mmから発射すると銃口から2.5mのところで秒速245.0m毎秒を記録する。
火薬をA1(使用量0.16グラム)とすると銃口から2.5mのところで秒速290.0m毎秒を記録する。
使用する火薬量が案外少ないと個人的に感じる。

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